ジープレネゲードの総合評価

オートキャンプ場でも、荒野でも、タフで便利で頼りになるクルマがあると嬉しいですよね。特にアウトドアを趣味にしている人には、普通のクルマでは出入りしづらい、道なき道をゆくクルマがあると便利です。

一方、そんな「荒野ゾーン」に行くのなんて道路を走っている時間に比べれば皆無です。ならばオンロードでも使いやすいクルマの方がいいはずです。

Jeep Renegadeは外観がキュートなボクシー型スモールSUV。アクティブ性能をまずまず備えつつ、オンロードでの使いやすさにこだわりを感じる新世代Jeepと言えるでしょう。

JeepRenegade クラスを超えたエクステリアデザイン

Jeep-Renegade 全体

そのレネゲード、エクステリアは完全な四角い箱型スタイルです。なのになんだか新しいのは、ボディラインがとっても滑らかに作られているから。オーソドックスな外観なのに、隅々まで洗練されて考え尽くされたボディなので、美しささえ醸し出しています。

カラフルなボディカラーは、クルマ選びを楽しくしてくれることでしょう。Jeepのロゴも丸いヘッドライトも、安定感があって好印象です。全体的に良くまとまっており、日本で選べるスモールSUVの中では1位2位を争うデザインです。

こちらの記事で詳しく書いていますので、覗いてみてくださいね。

一目惚れもあり得るほどのエクステリア。Jeepの中ではダントツに「美人」であることは間違いないでしょう!

Jeep Renegade よほどのこだわりが無ければツマラナいインテリア

Jeep Renegade 運転席まわり

ところが、インテリアはいたって普通、というよりはつまらない。ラグジュアリーモデルの「Limited」を試乗しましたが、内装は黒一色です。

300万円代の金額を支払って、内装がこれだけチープなのは何故なの?と疑問に思うのも仕方がりません。でもそれはラグジュアリーカーを求める人だけの意見かも。

アウトドアグッズというのは、明るく華やかなカラーの装備が多いですよね。しかもステッカーやシールなども売っていたりします。レネゲードのインテリアがツマラナイと思ったら、シールをペタペタ貼ってしまいましょう!

またはカッティングシートを使って、オリジナルの装飾を作り込む方法もあります。なかなか出会わないレネゲードで、インテリアにまでこだわり尽くす。これがブラックインテリアに込められた想いかも。

それでも、シールなどは嫌いな人も多いでしょう。やはり少しツマラナイ。もうちょっとラグジュアリーに振ったグレードも作って欲しかったなあ。

詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。

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Jeep Renegade のグレード展開

Jeep Renegade トレイルホークファブリックシート

ところで、レネゲードは2019年8月現在、3つのグレードが用意されています。もちろん価格差はそれなりにあるのですが、グレードによって性格が随分違います。

Jeep Renegade Longitude

もっともオーソドックスな「Longitude」は、ランプのハロゲン化やファブリックシートなど、明らかに上2つのグレードよりは装備の質が下がります。それでも、特に不便と感じることはないでしょう。オートエアコンも付いているので、快適性が損なわれることはありません。

大きな特徴がひとつあって、「Beats Audio プレミアムサウンドシステム」が標準装備!9つのスピーカーで車内をウハウハに盛り上げます。仲間たちでワイワイガヤガヤ出かけるにはもってこいですね。

Jeep Renegade Limited

ラグジュアリーモデルの「Limited」は、シートに本革が奢られます。電動パワーシートが運転席だけでなく助手席にも装備され、最適な着座姿勢を見つけることができるでしょう。クルーズコントロールもLimitedは「アダプティブクルーズコントロール」へ変わります。高速道路の巡行も渋滞も怖くないですね!

面白いのは、Limitedは中間グレードであること。ラグジュアリーが中間?そう、悪路走破性を高めた4WDモデル「Trailhawk」が最上級モデルです!

Jeep Renegade Trailhawk

「Trailhawk」には、電動パワーシートも無ければアダプティブクルーズコントロールもありません。プレミアムサウンドも付いていません。本革シートでもありません。あくまで悪路走破性にこだわって作られており、例えば全高は他の2モデルよりも30mmアップの1725mm。最低地上高210mmを確保し、クルマの底面をぶつけないように配慮されています。

エンジンパワーも高められていて、1.3リッターエンジンにしてターボ過給効率を高めて、179psを達成。さらにトランスミッションを9速ATとし、電子制御AWDシステムへ効率よくパワーを伝えます。

このように3つのグレードが、それぞれ目指す方向性に違いがあって楽しいレネゲード。欠点といえば、全部盛りグレードが無いことでしょうか。

Jeep Renegade(Limited)をCOLORFUL MOTORS的採点で総合評価

では、レネゲードを評価していきます。今回は試乗することのできた「Limited」グレードといたします。

項目数は多く、ポイントが多ければ多いほど安全な車と判断できます。25point満点です。

安全性能チェック

項目 ポイント
アダプティブクルーズコントロール 全車速追従 なし 2
車速制限つき追従 あり
クルーズコントロール あり
自動ブレーキ 対向車 なし 0
歩行者 なし
自転車 なし
エアバッグ カーテンエアバッグ あり 1.5
歩行者用エアバッグ なし
助手席小物入れ有無 補助ハンドルに荷物がつけてしまう可能性がある
ブラインドスポット支援 バックモニター(ガイドつき) ParkView 3
後進時アラート ParkSense
左右ブラインドスポットアラート あり
運転支援装備 誤発進抑制 なし 2
高さ調整式フロントシートベルト あり
レーンキープ LaneSense
ポイント合計 8.5

安全性チェック 8.5 point / 15

安全性能は標準です。COLORFUL MOTORSは自動ブレーキを大きく採点しますので、先行車への衝突回避だけでは得点は入りません。

SUVの中では見切りも良くボディの全方位を視認するのも得意ですが、全幅1800mmもあれば、狭い道での人や車とのすれ違いには注意するべきです。自動ブレーキが歩行者に対応していないとなると、精神的負担も大きくなります。

助手席小物入れの有無は、悪路へほとんど行かないLimitedには必要のない「助手席補助ハンドル」に袋などを付けてしまうことが考えられます。小物入れがあるわけでは無いのですが、事故発生時に補助ハンドルへ付けていたものが当たる可能性から考え、0.5ポイントとしています。

おしゃれ度チェック

オシャレ度は、インテリアデザイン、エクステリアデザインの各記事に詳しく記載しています。

かなり私見ではありますが、ご参考になさっていただければ幸いです。オシャレ度は10point満点です。

項目 概説 ポイント
エクステリア総合 カワイイ丸目もJeepの手にかかればカッコいい。Aピラーは逸品。拘り強く飽きそうなのが難点。 4
インテリア総合 軽自動車以下のセンス。リアシートの機能性の悪さも減点対象。 1
オプション装備 2トーンエクステリア なし 4
2トーンインテリア あり
本革シート あり
LEDヘッドライト あり
外装カラー5色以上 あり
ポイント合計 9

おしゃれ度 9 point / 15

外装最高、内装最低付近。好みによるといえばよりますが(^-^;)

総合評価で振るわないレネゲードですが、装備の充実度はすばらしく、オプション装備項目て得点をあげています。

エコロジー度

自動車の性能に関わるところで、燃費を主軸に考えたいところですが車重が大きなウエイトを占めますのでエンジンの仕様で決めています。

また、いくら良いパワーソースを持っていたとしても、燃費が悪ければ意味がありません。そして乗車人数。2名だけの燃費スペシャルマシンに意味はありません。この3つで移動する乗り物として評価をしたいと思います。

項目 ポイント
パワーソース 電気自動車 燃料電池車(5p) 0

(ガソリン)

プラグインハイブリッド車(4p)
クリーンディーゼル車(3p)
ハイブリッド車(2p)
マイルドハイブリッド車(1p)
燃費 (JC08) 30 / 24 (WTLC)(5p) 2

(13.5km/L)

25 / 20(4p)
20 / 16(3p)
15 / 12(2p)
10 / 8(1p)
乗車人数 8人以上(5p) 2

(5名)

7人(4p)
6人(3p)
5人(2p)
4人(1p)
ポイント合計 4

エコロジー度 4 point / 15

レネゲードはガソリンエンジン車ですのでポイントが付きません。ただ、欧州では電気自動車が発表されましたので、改善する可能性は高いです。

小型SUVとしては少し寂しい燃費。WTLCモードでの燃費ですので、今までよりも数値は厳しいですが、やはりガソリンエンジンだけでは燃費の改善は難しいようです。

ということで、ポイントが出揃いました。

Jeep Renegade 総合判定

Jeep Renegade TrailHawk

項目 ポイント
安全性 8.5
おしゃれ度 9
エコロジー 4
総合得点 21.5 / 45

ジープレネゲードの総合判定は、45満点中21.5点という数値でした。

星の数を多く得るには安全性やエコロジー性能を磨いていなければなりません。エクステリアがとてもキュートなレネゲードですが、結果は少し残念ですが、COLORFUL MOTORSで最初に評価されたクルマですから、今後の指標になるでしょう。

それにしても。。。写真を見ると、レネゲードは本当に可愛い。このクルマが電気自動車として来日すれば、見方も大きく変わることでしょう。欧州で発表されたばかりのレネゲード電気自動車。期待をもって待ちましょう。

Jeep Renegade Limited

1.3リッター4気筒マルチエアエンジン 最高出力 151ps 最大トルク 270Nm

燃費 WLTC 13.5km/L

全長 4,225mm x 全幅 1,805mm x 全高 1,695mm

希望小売価格 ¥3,550,000